高度成長期であった昭和のクイズ番組の商品と言えば、海外旅行、その中でも「グアム」「サイパン」が最も多かったのではないかと記憶しています。
この記事では、「グアム」と「サイパン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「グアム」とは?
「グアム」とは、太平洋ミクロネシアのマリアナ諸島にある常夏のリゾートアイランドです。
日本から近いため、一時は海外旅行の目的地としてかなりの人気でした。
現在はアメリカ合衆国の準州ですが、大統領選挙には参加できません。
最も栄えている「タモン地区」にはビーチ沿いに多くのホテルやショッピングエリアが広がっていて、距離も短いので簡単に行き来でき非常に便利です。
「サイパン」とは?
「サイパン」とは、太平洋ミクロネシアの北マリアナ諸島にある常夏のリゾートアイランドです。
年間通して平均気温が27度で、一年中海で泳ぐことができます。
「グアム」とともに日本からの観光客が多く訪れ、特に透明度の高い海でのマリンアクティビティーは人気があります。
「グアム」と「サイパン」の違い
「グアム」と「サイパン」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、太平洋マリアナ諸島にある常夏の島であり、昭和の時代にはあこがれの海外旅行先として有名なリゾート地ですが、違いはたくさんあります。
最も大きな違いは大きさで、「サイパン」の115平方キロに対して、「グアム」は549平方キロとかなり違います。
そして、位置は「グアム」が「サイパン」の北にあります。
歴史的には「グアム」がスペイン領から日本領であったのに対して、「サイパン」はスペイン領からドイツ領、日本領を経て共にアメリカ領となっています。
まとめ
この記事では、「グアム」と「サイパン」の違いに関して説明してきました。
この2つのリゾートはともに日本語が通じて、ドルが使用でき、飛行時間も「ハワイ」にくらべれば短いほうなので、手軽に行ける旅行先として一時はハネムーンの行き先としても上位に入っていました。
その後日本からの旅行客の減少によって一時の賑わいはなくなりましたが、今でも「一番近い楽園」であることに違いはありません。