「キリム」と「ギャッベ」の違いとは?分かりやすく解釈

「キリム」と「ギャッベ」の違いとは?違い

この記事では、「キリム」「ギャッベ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「キリム」とは?

トルコやイランなど中近東の遊牧民の、平織りの伝統的な織物のことです。

遊牧民はテントで生活をしています。

テント生活では、この織物を敷物にしたり、間仕切り、布団、収納用袋などとして利用をしています。

毛足はないため、こういったさまざまな用途ができるのです。

軽くて薄く、折りたたみをしやすいため、持ち運びに便利です。

移動しながら生活をしている遊牧民にとって、便利なアイテムといえるでしょう。

この布には、美しいデザインと色彩が施されています。

そのデザインなどには、織り手のセンスが活かされています。

模様には、草木、大地、太陽など自然を大切にする気持ちや、日々の生活の安全や安心を願う気持ちが込められています。

現在は遊牧民の定住化が進み、また機械化が進み、手織りで作られたものは減少してしまいました。


「ギャッベ」とは?

イランの南西部のザクロス山脈一帯に住む遊牧民によって織られる織物のことです。

毛足は長くふかふかとしており、過酷な地域で生活をする遊牧民を寒さから守ってくれる働きがあります。

遊牧民は、母から娘へと生活用具として代々受け継いでいます。

使用する毛は自分たちが育てた羊のものです。

それを草木など自然のもので染めて、手織りをします。

手作業で作られており、また自然のものを使用しているので、ひとつとして同じものはありません。

そこに温かさを感じます。

模様には草木、動物など自然のものへの思いが込められています。


「キリム」と「ギャッベ」の違い

「キリム」「ギャッベ」の違いを、分かりやすく解説します。

2つのものの大きな違いは毛足です。

前者には毛足がなく、後者は毛足が長いです。

後者の方が足で踏んだときにふかふかとしています。

まとめ

2つの織物はどちらも遊牧民が手織りをしていたものです。

違いは毛足です。

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