この記事では、「クローズド」と「クローズ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「クローズド」とは?
クローズドとは、英語の「closed」を日本語読みした言葉になります。
closedは、「閉じる、閉める、営業を終了する」という意味を持つcloseの過去分詞形です。
閉店やその日の営業が終了しているという意味で、お店などではクローズドの看板を掲げることも多いです。
「クローズ」とは?
クローズとは、英語の「close」をそのまま日本語読みした言葉です。
closeには「閉じる、閉める、営業を終了する」という意味があり、動作を表しています。
「クローズド」と「クローズ」の違い
クローズ(close)の過去分詞形がクローズド(closed)です。
どちらも閉店や営業が終了していることを表す言葉としてお店の看板などに用いられていますが、本来の英語の使い方としてはclosedの方が適しています。
closeは動作を表していますが、closedは形容詞のように使えるので状態を表しています。
営業が終了した状態を表すのであれば、closedの方がいいでしょう。
また、closeには「近い」という意味もあります。
お店に「close」と掲げていると、お店がここではなく近い場所にあるのかと勘違いしてしまうことがあるのです。
そのためcloseではなく、closedとした方が分かりやすいです。
それに合わせてカタカナで表記する場合にも、クローズではなくクローズドと表記することが増えてきました。
営業が終了しているという意味で使用する場合、クローズは和製英語となります。
マッシュポテトなども「mashed potatoes(マッシュド・ポテト)」と呼ぶのが英語に合わせた呼び方です。
まとめ
クローズドとクローズは閉店や営業が終了しているという意味で使われる言葉ですが、本来の英語にならった表記はクローズドの方です。