この記事では、「重荷」と「圧力」の違いを分かりやすく説明していきます。
「重荷(おもに)」とは?
「重荷」とは、「重い荷物」や「能力を超越した大きな責任」を意味する言葉です。
「重荷」の使い方
「重荷」は名詞として使われています。
「圧力(あつりょく)」とは?
「圧力」には以下の意味が含まれています。
・「押さえつける力」や「気体や液体、個体が、ある面を境にして、その両側から垂直に押し合う力」を意味する言葉であり、単位は「パスカル」や「アト」、「水銀柱メートル」
・「威圧して、相手を服従させようとする力」
「圧力」の類義語には「プレッシャー」や「外圧(がいあつ)」などがあります。
「圧力」の使い方
「圧力」は名詞として使われています。
「重荷」と「圧力」の違い
「重荷」とは文字通り「重い荷物」のことや、「大きな責任」という意味を表す言葉です。
対して、「圧力」は「押さえつける力」や転じて、「威圧して服従させようとする力」という意味を表す言葉です。
「重荷」の例文
・『彼は腰痛を持っているので、重荷はなるべく運搬させないように気を使わなければならない』
・『彼女にとってリーダーは重荷であったが、努力と根性で責務を全うした』
・『まだ幼い頃の私にとって、親の期待を一身に背負うことは重荷であった』
「圧力」の例文
・『加える圧力の大きさによって、対象にどのような変化が表れるかを観察している』
・『既得権益をうち砕こうとする活動団体に対して、外部から圧力が加えられた』
・『圧力に屈さず、抵抗し続けた結果、彼らは政権を掌握することに成功した』
まとめ
「重荷」は「重い荷物」や「能力を超越した大きな責任」を意味する言葉です。
そして、「圧力」は「押さえつける力」や「気体や液体、個体が、ある面を境にして、その両側から垂直に押し合う力」など物理的な「力」のほか、転じて、「威圧して、相手を服従させようとする力」という意味も含んでいます。