水中で着用するウェットスーツには「2mm」と「3mm」の厚みが異なるものがありますが、どのように違うのでしょうか。
今回は、ウェットスーツの「2mm」と「3mm」の違いを解説します。
「2mm」とは?
ウェットスーツ「2mm」とは、「生地の厚さが2mmのウェットスーツ」です。
「2mm」の使い方
水中用の全身スーツのうち内部に水が入る構造のスーツをウェットスーツといいます。
ウェットスーツはさまざまな厚さの生地で作られており、厚さが「2mm」のウェットスーツは特に薄手で動きやすさを重視して作られたものです。
保温効果は高くないので暖かい季節や地域で着用します。
「3mm」とは?
ウェットスーツの「3mm」とは、「生地の厚さが3mmのウェットスーツ」です。
「3mm」の使い方
「3mm」はウェットスーツの生地として標準的な厚さで初心者からベテランまで広く使われています。
初めて購入するウェットスーツとしてすすめられるのも「3mm」で保温性や保護性能、動きやすさなどすべてのバランスがとれた使いやすい厚さです。
ウェットスーツ「2mm」と「3mm」の違い
ウェットスーツの「2mm」は動きやすさ重視、「3mm」はバランスが良い標準的な厚みです。
1番の違いは動きやすさで「2mm」のウェットスーツはかなり軽快に動けますが、「3mm」のウェットスーツはややゴワゴワとした感じがあり手足の曲げ伸ばしが阻害されます。
胸回りなど十分な保温性能と防御力が必要な部分に「3mm」の生地を使い、関節など動きやすさに関わる箇所に「2mm」の生地を使った複合タイプのウェットスーツも存在します。
「2mm」の例文
・『2mmのウェットスーツだと冬の海は寒すぎる』
・『動きやすさを重視してウェットスーツは2mmのものを選んだ』
「3mm」の例文
・『ウェットスーツは3mmが標準だ』
・『3mmのウェットスーツなら秋いっぱい着用できる』
まとめ
ウェットスーツの「2mm」と「3mm」はたった1mmの差ですが性能や着心地には大きな差があります。
使う季節や目的を考慮してふさわしい厚みのウェットスーツを選んでください。