「クローバー」と「シロツメクサ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「クローバー」と「シロツメクサ」の違いとは?違い

この記事では、「クローバー」「シロツメクサ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「クローバー」とは?

「クローバー」とはマメ科シャジクソウ属の植物を広く指す総称です。

属名であるシャジクソウの他テマリツメクサやベニバナツメクサなど260種が北半球を中心に地球上の様々な地域に生えています。

日本においてクローバーはシャジクソウのみが在来種でしたが、牧草であったり緑肥とするために輸入されたり、壊れやすいものを輸入する際の衝撃吸収材として日本に運び込まれて様々なクローバーが自然に生えるようになっています。


「シロツメクサ」とは?

「シロツメクサ」とはマメ科シャジクソウ属の一種です。

白詰草の名前通り春から初夏の間には白い花をつけます。

ヨーロッパ原産の植物で日本の在来種ではありませんが繁殖力が高いため牧草として輸入されました。

牧草以外にも畑の緑肥としても有用であり、地面や法面の緑化保護やハチミツの蜜源植物としても有用など様々な面で都合が良かったため日本中に広まり、日本では在来種のシャジクソウ以上に身近なクローバーになっています。


「クローバー」と「シロツメクサ」の違い

「クローバー」「シロツメクサ」の違いを、分かりやすく解説します。

マメ科シャジクソウ属の植物全般を指す言葉が「クローバー」で、その内の一種が「シロツメクサ」です。

「クローバー」は総称なので他の品種も含みますし花の色も様々ですが、「シロツメクサ」はその中の一つに過ぎず花の色は基本的に名前通り白い花になります。

まとめ

マメ科シャジクソウ属という植物のグループ全般を指す総称が「クローバー」で、「シロツメクサ」はその中でも日本でよく見かけられる一つというのが両者の関係です。

「シロツメクサ」は牧草を始め「クローバー」に求められる様々な利用法全般に対して有用であったため日本中に広まり、そのため日本で最もポピュラーなクローバーになったので両者が混同されるようになりました。

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