「興味津々」と「興味深々」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「興味津々」と「興味深々」の違いとは?違い

この記事では、「興味津々」「興味津津」の違いを分かりやすく説明していきます。

「興味津々」とは?

「興味津々(きょうみしんしん)」は、興味が次々とわいてきて、尽きないさまを表しています。

「興味津々」「興味」は、心が惹かれて、面白いと思うことです。

また、「津々(津津)」は次から次へとわき出て尽きないさまを表しています。

そのため、漢字の意味から見てみると、「興味津々」は心惹かれることが、次々とわいて尽きないさまという意味合いになります。

「興味津々」と似た意味を持つ言葉としては、「好奇心に満ちた」「興味深い」「とても興味がある」などがあります。


「興味津津」とは?

「興味津津」も、「きょうみしんしん」と読めますが、誤りで、正しくは「興味津々」になります。

「深々」の漢字の意味を知ると、違うことが分かります。

「深々(深深)」は、あたりがひっそりと静まりかえっているさまや、厳しい寒さなどが、身にしみとおるさまを表しています。

また、「興味深い」という言葉と混同しないように気を付けたいものです。


「興味津々」と「興味津津」の違い

「興味津々」「興味津津」の違いを、分かりやすく解説します。

「興味津々」「興味津津」はどちらも、「きょうみしんしん」と読めますが、正しいのは「興味津々」になります。

「興味津々」「興味津津」にはこのような違いが見られます。

「興味津々」の例文

・『我が家の愛犬は好奇心旺盛で、何にでも興味津々です』
・『新しく転校してくる学生に、クラスの生徒たちは興味津々だった』

「興味津津」の例文

・『「興味津津」「興味津々」の誤りである』
・『「興味津津」「興味深い」と混同しやすい』

まとめ

今回は「興味津々」「興味津津」の意味や違いなどについて、ご紹介してきました。

「興味津々」「興味津津」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。

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