「付属」と「同梱」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「付属」と「同梱」の違いとは?違い

「付属」「同梱」は同じような意味で使われることもありますが、本来はどのような意味の違いがあるのでしょうか。

この記事では、「付属」「同梱」の違いを分かりやすく説明していきます。

「付属」とは?

「付属」とは、「主となるものに対し従属的に付くもの」を指す言葉です。

メインとなるものがまず存在しそのメインとなるものに付き従う従属的なものを意味します。

存在がなければ成立しえずそれ単体では成立しないものを意味する言葉ですが、一般的には「何かについてくるもの」といった軽い意味合いで広く使われています。

家電を買うととついてくる電源コードやリモコンなどは「付属品」と呼ばれ、本体である家電製品に従属して付き従う品物です。


「同梱」とは?

「同梱」とは、「一緒に梱包すること」を意味する言葉です。

品物を運ぶため紙や箱で包み荷物にすることを「梱包」といいます。

「同梱」とは2つ以上の品物を同じ荷物として紙や箱に入れることを表します。

1つにパッケージングすること全般を表す意味で使われており、複数の品物をまとめて一つの荷物にすることのほか「複数の品物を1つの商品としてパッケージングし販売する」という意味でも使われている表現です。


「付属」と「同梱」の違い

「付属」「同梱」の違いを、分かりやすく解説します。

「付属」「同梱」「関係性」です。

どちらも2つ以上の品物がセットになっている様子に対して使いますが「付属」は品物同士に主従の関係が存在しているのに対し「同梱」は一緒に梱包されているだけで主従や上下の関係性はありません。

商品においてはあるものを買うと付いてくるものを「付属」といい商品と一緒にパッケージングされているものを「同梱」と表現しますが、どちらもセットになっていることを表しており意味はほぼ同じです。

「付属」の例文

・『本体には説明書が付属する』
・『大学付属の高校』

「同梱」の例文

・『ゲーム機本体の他にコントローラーが同梱されている』
・『ハードとソフトを同梱して販売する』

まとめ

「付属」「同梱」は似たような意味合いで使われますが本来の意味は大きく異なります。

セット販売でよく使われる言葉なので正しい意味を知っておきましょう。

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