この記事では、「対応可能です」と「ご対応いたします」の違いを分かりやすく説明していきます。
「対応可能です」とは?
対応することができます、という意味です。
「対応」には、そのときの状況にあわせて、適切な行動をとることという意味があります。
状況などを考えて、周囲とのつり合いをとるように行動をすることです。
「可能」は、ある事柄をすることができること、それが実現する見込みがあることという意味です。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現になります。
この言葉は、それができる・できないを問題にしています。
たとえば、宴会を開きたいのだけれど、大人数が店に訪れても大丈夫か、という問い合わせがあったとします。
この店は大人数での宴会をすることができます。
それをすることができるので、この言葉を返します。
「ご対応いたします」とは?
対応をする、という意味です。
「ご対応」は「対応」に「ご」をつけることで、その行為を受ける人に敬意を表す言い方にしています。
「いたし」は「する」の謙譲語、「ます」は敬意を表す語です。
「いたす」で敬意を表しおり、「ご」を使わないこともあります。
この言葉は、「それをする」という意味です。
たとえば、「○○をお願いしたいのですが」と声をかけてきた人がいるとします。
この人の求めに応じることができ、それをこれからするのであれば、この言葉を返します。
「担当の○○が〜」のような使い方をします。
これからやります、私がやりますといった意味で使われています。
「対応可能です」と「ご対応いたします」の違い
「対応可能です」と「ご対応いたします」の違いを、分かりやすく解説します。
前者はできる・できないを問題にしています。
後者はできる・できないのことではなく、「それをする」という意味です。
まとめ
できる・できないを問題にしているのか、それをするという意味なのかという点に違いがあります。