「待ちます」と「お待ちする」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「待ちます」と「お待ちする」の違いとは?違い

この記事では、「待ちます」「お待ちする」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「待ちます」とは?

取引相手や同僚がロビーに来るのを待つ気持ちを伝える言葉が「待ちます」【まちます】です。

先方が渋滞のため1時間ほど遅れると伝えてきたとき「何時間でも待ちます」といって、帰らずに待つと言います。

「11時、大阪駅で待ちます」といえば、駅のどの辺りで待つと伝えて、相手と待ち合わせする時間を確かに伝えるわけです。

主に、こちら側から先方に待つ旨をしっかり伝えて、絶対に来てほしい気持ちを表します。


「お待ちする」とは?

社長や会長といったかなり目上の人を待つと丁寧に伝えるとき使う言葉が「お待ちする」【おまちする】です。

「会長を玄関前でお待ちする」といえば、自宅までお迎えにあがり、待つ行動を表します。

また、目上の人からの手紙や電話がくることを望み、心から待つ気持ちを込めながら表すとき「社長からのメールをお待ちする」と丁重に伝える言葉です。


「待ちます」と「お待ちする」の違い

「待ちます」「お待ちする」の違いを、分かりやすく解説します。

年下が同年代や取引先といった話しやすい人に対し、時間を決めて待つ気持ちを伝えるのが「待ちます」です。

具体的に誰をどこで待つかはっきり伝えられる言葉になります。

もう一方の「お待ちする」は目上の人に対して自分が尊敬の念を持ち、謙虚な態度で待っている気持ちを伝えられる言葉です。

メールや電話を待つ気持ちを丁重に伝えなければならない相手を対象に使われています。

「待ちます」の例文

・『今日は時間が空いているので、18時までずっと待ちます』
・『近くまで来たので、商店街の喫茶店で気長に待ちます』

「お待ちする」の例文

・『学生時代お世話になった恩師からの手紙を心よりお待ちする』
・『社長から今週中にメールが届くのを心よりお待ちする』

まとめ

待っている自分の気持ちを伝える言葉を2つご紹介しました。

目上の人に対して使うか、普段使える言葉になるか学び、使い分けてみましょう。

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