この記事では、「ミント」と「メンソール」の違いについて紹介します。
ミントとは?
ミントとは、シソ科のハッカ属に属する植物のことをいいます。
清涼感のある香りが特徴で、食品や化粧品、医薬品など様々な用途で使われています。
ミントには沢山の種類があります。
代表的なものを挙げると、ペパーミントやスペアミント、アップルミント、ウォーターミント、ハッカ、ヒメハッカなどです。
ミントは生命力が強い植物といわれており、自然交配も起こりやすいです。
そのため自然交配した雑種なども色々あります。
ミントは爽やかな香りがするので、香料として歯磨き粉などに使われたりもします。
また、アロマテラピーなどに利用されることもあります。
メンソールとは?
メンソールとは、ミントに含まれる成分のことをいいます。
メンソールは英語の「menthol」をそのまま日本語にしたもので、「メントール」と表記することもあります。
メンソールはアルコールの一種である有機化合物で、独特のハッカ臭を持っています。
メンソールが皮膚に触れると、ひんやりとした感覚が得られます。
これはメンソールによって皮膚の温度が下がるわけではなく、冷感を引き起こす部分をメンソールが刺激するからです。
ミントとメンソールの違い
ミントに含まれる成分がメンソールになります。
ミントは清涼感のある爽やかな香りがしますが、これはメンソールによるものです。
ミントには色々な種類がありますが、大きくはペパーミント系とスペアミント系に分けられます。
メンソールの含有量が多いのはペパーミントで、その分香りも強いです。
スペアミントの香りの主体となっているのはLカルボンという成分なので、メンソールの含有量はペパーミントに比べると少ないです。
そのため香りも控え目になります。
まとめ
ミントに含まれる成分の1つにメンソールがあります。
ミントは種類が多く、メンソールの含有量もそれぞれ違います。
