着るものに関する名称は時代とともにどんどん変わっていきます。
実はもう40年くらい前からある言葉ですが、最近は普通に使われているものに「ボトムズ」というものがあります。
それでは、この「ボトムス」とはどういう意味でしょうか。
また、「ボトム」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ボトムス」と「ボトム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ボトムス」とは?
「ボトムス」とは、一般的な言い方として下半身に着るようなもののことを指す言葉です。
「ボトム」とは?
「ボトム」とは、特定の下半身に着用する衣料を指す場合に使う言葉です。
ただ、「ボトムズ」に比べるとあまり使用する機会がない言葉と言えます。
「ボトムス」と「ボトム」の違い
「ボトムス」と「ボトム」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、下半身に着用する衣類のことを指す言葉であり、多くの場合には同じ意味で使われます。
ただ、基本的な違いがあります。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、下半身に着用する衣類の一般的な言い方が「ボトムズ」であり、今着ているそのものに言及する場合は「ボトム」ということになります。
そもそもこの2つの違いは単数形か複数形かということなので、多くのものを指す場合「ボトムズ」であり、一つのものを指す場合には「ボトム」なのですが、「ボトムズ」の一種である「パンツ」に関してはどんな場合であっても必ず複数形で用いられます。
これは足を入れるところが2つあるからです。
「ボトムス」の例文
・『夏によく着られているボトムズはショートパンツです』
・『トップスにボリュームを持たせ、ボトムズはスッキリしたシルエットにするのが今年の流行です』
「ボトム」の例文
・『今日のボトムは有名デザイナーの作品です』
・『ボトムはヒップホップのアーティストをイメージしました』
まとめ
この記事では、「ボトムス」と「ボトム」の違いを、解説してきました。
このように、複数形の時は一般的な名称であり、単数形の場合には特定の品物のことを指すという言葉は他にもたくさんあり、たとえば「ティーチャーズ」は先生一般で、「ティーチャー」は今目の前にいる先生のこととなります。