「コスパ」と「タイパ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「コスパ」と「タイパ」の違いとは?違い

この記事では、「コスパ」「タイパ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「コスパ」とは?

コスパとは、支払った費用に対して得られた効果を比較したものをいいます。

cost performance(コストパフォーマンス)の略語で、日本語では費用対効果と訳されます。

かかった費用がコストで、それによって得られた効果がパフォーマンスになります。

かかった費用に対して大きな効果が得られた場合には、コスパが高いとかコスパが良いといった言い方をします。

その反対にかかった費用に対して得られた効果が少なければ、コスパが低いとかコスパが悪いと表現します。

コストに相当するのはお金ですが、労力や時間などが該当することもあります。


「タイパ」とは?

タイパとはtime performance(タイムパフォーマンス)の略語で、費やした時間とそれによって得られた効果や満足度を比較したものをいいます。

日本語では時間対効果と訳されます。

少ない時間で満足度の高い経験が得られた場合には、タイパが良いとかタイパが高いと表現します。

その反対に時間を長く費やしたけれど、満足が得られなかった場合にはタイパが悪いとかタイパが低いといいます。

デジタルツールが発達したこともあり、Z世代で注目されるようになりました。


「コスパ」と「タイパ」の違い

コスパは費やした費用と得られた効果を比べたもので、タイパは費やした時間と得られた効果を比べたものです。

ただし、コスパの費用には時間が含まれることもあり、タイパと同じ意味で使われることもあります。

コスパという言葉は1970年代には既に存在していて、製造業などで用いられていました。

1990年頃から広く使われるようになっていきます。

タイパという言葉が生まれたのは比較的最近で、スマートフォン等デジタルツールが浸透してからです。

まとめ

費用に対して得られた効果を比較したのがコスパで、時間に対して得られた効果を比較したのがタイパです。

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