「穏やか」と「安らか」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「穏やか」と「安らか」の違いとは?違い

この記事では、「穏やか」「安らか」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「穏やか」とは?

災害もなく、強盗にも狙われない家でなんら心配ごとがない日々を送れることを「穏やか」【おだやか】といいます。

辛いとか、酷く落ち込まずいつも前向きで過ごせる日常の生活がいかに幸せかを表すときに使う言葉です。

使いか方としては、「穏やかに暮らせる家」といえば壊れた場所もなく、日々普通の暮らしが送れる場所であるため幸せな気持ちを伝えます。

また、「穏やかに相手と交渉する」といった使い方するときは意見もまとまり、話も順調に進むという状況を表すわけです。


「安らか」とは?

とても平易な様子である人の寝顔を「安らか」【やすらか】と表します。

「安らかな寝顔」といえば、わざと寝ているのではなく、本当に熟睡しているように見えると例えられる言葉です。

難しく考えているのではなく、とても気楽な顔していると思う姿を表せます。

また、「安らかに故人が目を閉じて、あの世へと旅立ったと表せる言葉にもなるわけです。


「穏やか」と「安から」の違い

「穏やか」「安らか」の違いを、分かりやすく解説します。

車の通りが激しいとか、ご近所との問題が起こらない日々を過ごせている毎日を「穏やか」といいます。

「穏やかな季節」というように、台風も起きず、毎日同じように天気が良い日々を表すのです。

不安になるような心配事がない日々を主に「安らか」と例えます。

「安らかな生活」といえば金銭的に悩んだり、健康状態で困ったこともなく前向きに生きられる日々に感謝する気持ちを示すのです。

「穏やか」の例文

・『穏やかに食事して暮らせる郊外に建てた別荘に移り住んだ』
・『取引先と穏やかに商談できるよう5階にある部屋を用意した』

「安らか」の例文

・『最後は安らかな眠りにつく兄が眠るお棺に花を飾った』
・『安らかな表情で眠りについた兎の姿に涙が止まらない』

まとめ

とても意味が似ているように見える言葉を2つご紹介しました。

どのように使うか学び、いかにその人の様をうまく表せるか考えてうまく伝えてみましょう。

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