この記事では、「拝見する」と「お目にかかる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「拝見する」とは?
「拝見(はいけん)する」とは、「見る」の謙譲語を表しています。
「拝見する」の「拝」は「おがむ」ことを意味しています。
また、「見」は「みる」ことなので、「拝見する」は「拝んで見る」という意味合いがあります。
さらに、「拝見する」と似た意味を持つ言葉には、「拝謁(はいえつ)する」、「拝観(はいかん)する」、「拝覧(はいらん)する」などがあります。
「お目にかかる」とは?
「お目にかかる」とは、「会う」の謙譲語を表しています。
また、「御目に掛かる」と漢字表記することもできます。
ちなみに、「お目にかける」は、「見せる」の謙譲語になります。
そして、「お目にかかる」と意味が似ている言葉には、「お会いする」、「謁見(えっけん)する」、「拝顔(はいがん)する」、「お目通りする」などが挙げられます。
「拝見する」と「お目にかかる」の違い
「拝見する」と「お目にかかる」の違いを、分かりやすく解説します。
「拝見する」と「お目にかかる」は、どちらも謙譲語になります。
謙譲語は敬語の一つで、自分がへりくだり、相手を立てることによって、敬意を表しています。
「拝見する」は「見る」、「お目にかかる」は「会う」の意味があります。
「拝見する」と「お目にかかる」にはこのような違いが見られます。
「拝見する」の例文
・『あなたが書かれた記事を拝見し、いたく感銘を受けました』
・『あなた様のお顔を拝見できて、とても嬉しく思います』
「お目にかかる」の例文
・『お目にかかれて、大変光栄です』
・『お目にかかれることを楽しみにしています』
まとめ
今回は「拝見する」と「お目にかかる」の意味や違いなどについて、ご紹介してきました。
「拝見する」と「お目にかかる」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。
