「間口」と「入口」の違いとは?分かりやすく解釈

「間口」と「入口」の違いとは?違い

「間口」「入口」はどちらも建物に関係のある言葉です。

2つの言葉はそれぞれ何を意味しどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、「間口」「入口」の違いを解説します。

「間口」とは?

「間口」とは、「建物や土地を正面から見たときの幅」を指す言葉です。


「間口」の使い方

建物や土地の正面に当たる方向から見たときの横幅を指します。

一般的には道路に面している側の幅を指す言葉で、物件の大きさとは関係なく正面の幅がどれだけなのかを表す言葉です。

同じ広さでも建物や土地の形状はそれぞれ異なります。

縦に長く横に狭い俗にうなぎの寝床と呼ばれるような形状の物件なら間口は狭く、奥行きが浅く横に広がっているような形状なら間口は広くなります。


「入口」とは?

「入口」とは、「入るためのところ」を指す言葉です。

「入口」の使い方

内と外が区切られている場所において外から内へと入るために設けられた部分を指します。

建物のような密閉空間において中に入るために開けられている部分を指しますが、どこからでも出入りできる広場のような場所でも入るための場所が指定されていればそこが「入口」です。

一般的にはドアや柵など開閉可能な設備が設けられていて入るたびに開け閉めして移動しますが特別な設備が何もない「入口」もあります。

「間口」と「入口」の違い

建物や土地の正面の幅が「間口」、中に入るためのところが「入口」という違いで区別されます。

「入口」は出入りしやすく便利な場所に設けることが多いので「間口」に作るのが基本ですが、住宅の横に作るなど「間口」「入口」がないケースもあります。

「間口」の例文

・『間口の狭い家』
・『間口が広いので駐車場を作っても余裕がある』

「入口」の例文

・『入口から中に入る』
・『入口で手を消毒する』

まとめ

「間口」「入口」は表しているものが全く異なる別の言葉です。

それぞれ何を指すのかを正しく理解して使い分けましょう。

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