この記事では、「総務課」と「総務部」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「総務課」とは?
会社の運営が滞り、従業員に負担をかけないようにするのが「総務課」【そうむか】の役目です。
働く人が仕事を前向きにこなせるよう職場にある家電製品が正常に使えるように調べたり、クーラーを働きやすい温度に設定して保ちます。
文房具やトイレ用品が不足する前に調べて、切れないようにする役目があるわけです。
また、空気が悪くならないよう空調設備について把握し、会議室の掃除が行き届いているか、椅子や机は壊れていないかといった細かい部分にまで目を通します。
「総務部」とは?
総合的な事務を担うのが「総務部」【そうむぶ】です。
会社の固定資産を計算して役所へ届けたり、コピー用紙を補充する、備品が無くなる前に揃えておくのもこの部署に与えられた役目になります。
職場で働いていて火災が起きたときは動揺せず、避難経路を確かめて外へ出られるよう定期的に訓練させ、火災報知機の点検から修理を業者に依頼するのも仕事です。
また、施設を管理しておき、従業員が困らないよう日頃から清掃、整頓しておき、福利厚生もきちんと使えるよう費用を補う業務も任せられます。
「総務課」と「総務部」の違い
「総務課」と「総務部」の違いを、分かりやすく解説します。
備品に足りない物はないか、電化製品や施設に不備がないよう前もって調べておくのが「総務課」の仕事です。
社内で開催されるイベントについてどのような内容を企画すれば従業員が一体となれるか提案したり、設備の故障箇所がないか調べて、あればすぐ業者へ依頼します。
また、書類を作り、従業員が見つけやすいようファイリングするのも仕事です。
一方の「総務部」も「総務課」と同じように社内を快適にすべく管理し、業務が円滑に遂行でき、専門知識を持って各部署へ助っ人を担う場合もあります。
ただ、企業によって呼び方に違いがあるわけです。
まとめ
総務と呼ぶ点は同じですが、課を付けて呼ぶか、部というかの違いがあるだけで、どちらも同じ仕事すると覚えておくといいでしょう。
