「やりやすい」と「しやすい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「やりやすい」と「しやすい」の違いとは?違い

この記事では、「やりやすい」「しやすい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「やりやすい」とは?

簡単にできる仕事であるとき、「やりやすい」と思う気持ちを込めた言葉です。

「計算は得意なのでやりやすい」というように、いかに与えられた問題が自分にとって時間をかけずにやれるか示します。

主に、自ら物事に取り掛かるとき、いかに問題なくできるか伝えられる言葉です。

他にも、たやすくできるのであれば「やりやすい課題だ」といかに悩まず、さらっと解決できるか軽い口調で伝えます。


「しやすい」とは?

何かをするとき、いかに容易にできるか表すのが「しやすい」です。

「押しやすい」といえば、いかに指1本で力を入れずに素早く押せるか伝えられます。

「切れやすい」というと普通の紐よりも丈夫ではなく、すぐに切れてしまうので困る気持ちを表せるのです。

このように、自分が使ってみて良いと思うときと、悪いと感じて使えそうにない気持ちを伝えます。


「やりやすい」と「しやすい」の違い

「やりやすい」「しやすい」の違いを、分かりやすく解説します。

悩む必要もなく、自分の能力でも簡単に乗り越えられると思う行為に対して「やりやすい」といいます。

もう一方の「しやすい」は、作業するときとても簡単で、問題なくやり終えられると思う気持ちを表す言葉です。

漢字では「し易い」と書き、何かの行為に取り掛かるときとてもたやすいほど自分の能力に合った仕事内容や、問題に答えるとき簡単である気持ちを表します。

「やりやすい」よりも少し軽い口調で話すとき使われている言葉です。

「やりやすい」の例文

・『参考になる資料があるので、新入社員でも作業がやりやすい』
・『拡大できるルーペがあるので、小さな組み立てもやりやすい』

「しやすい」の例文

・『高性能な国産のコピー機のおかげで、連続での印刷がしやすい』
・『電車の音がしない賃貸へ引っ越したので、静かに過ごしやすい』

まとめ

自分がある行為するとき、いかに快適に物事ができるか表す言葉を2つ取り上げました。

何をするか具体的に取り上げて、場面に応じて使い分けてみるといいでしょう。

違い
違い比較辞典