この記事では、「じゃがいも」と「里芋」の違いを分かりやすく説明していきます。
「じゃがいも」とは?
「じゃがいも」とは、ナス科ナス属に分類されている多年草のことを表しています。
南米アンデスが原産で、草丈は50㎝〜100㎝くらいです。
「ジャガイモ」の開花時期は6月〜7月頃で、複集散花序の5弁花です。
星形の紫色や白色などの花が多数咲きます。
花心は黄色です。
果実は熟すと赤色になり、ミニトマトに似ています。
「ジャガイモ」の葉は、互生で奇数羽状複葉です。
「ジャガイモ」は地下茎が芋として食用になっています。
「ジャガイモ」の名前の由来は、ジャワのジャカルタの旧名である「ジャガトラ」の「ジャガタライモ」から来ていると言われています。
「じゃがいも」の別称には、「バレイショ(馬鈴薯)」などがあります。
また、「じゃがいも」の英語表記は「potato」になります。
「里芋」とは?
「里芋」とは、サトイモ科サトイモ属に属している多年草のことを指しています。
「サトイモ」の草丈は1m〜1. 5mくらいです。
葉は互生の単葉で、縁は全縁です。
塊茎と葉柄(ズイキ)が食用になっています。
「里芋」には、「ヤツガシラ(八頭)」、「ハタイモ(畑芋)」、「タロイモ」などの別名があります。
そして、「里芋」は英語で「eddoe」、「taro」などと表記します。
「じゃがいも」と「里芋」の違い
「じゃがいも」と「里芋」の違いを、分かりやすく解説します。
「じゃがいも」はナス科に、「里芋」はサトイモ科に分類されています。
また、「じゃがいも」は地下茎が、「里芋」は根と葉の境目の茎が食用になっています。
「じゃがいも」と「里芋」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「じゃがいも」と「里芋」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「じゃがいも」と「里芋」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。