この記事では、「未就学児」と「幼児」の違いを分かりやすく説明していきます。
「未就学児」とは?
未就学児は、みしゅうがくじと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、小学校の様な初等教育を受ける年齢にまで達していないという意味を持っている未就学の漢字に、じどうの略語である児の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ未就学児は、小学校の様な初等教育機関に就学する年齢に達していない児童を表すのです。
つまりは、幼稚園児から下の年齢の子供に対して使われる言葉となっています。
「幼児」とは?
幼児は、ようじと読まれる事が多い言葉です。
漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となりますが、年がいかない、幼いといった意味を持っている幼の漢字に、おさない子といった意味がある児の漢字を加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から幼児は、幼い子といった意味を示すのです。
詳細に説明すると児童福祉法では、満1歳から小学校に就学するまでの子供に対して用いられる言葉となっています。
「未就学児」と「幼児」の違い
未就学児と幼児の漢字表記を比較すると、未就学と幼という漢字の違いが存在する事に直ぐに気付けるものです。
所が最後の漢字は共に、児の漢字という部分は共通しています。
更にどちらも1歳から、小学校に上がる前までの年齢の子供という、同じ年齢幅の意味を持っている点がややこしいです。
とはいえ幼児は、シンプルに5歳位までの幼い子供という意味で一般的にも使用されています。
まとめ
2つの言葉は、文字数から全然違っており、読み方も似ているという程ではありません。
ですが共通する漢字があるだけでなく、1歳から小学校に入学するまでという、同じ年齢幅の子供を指し示す言葉同士です。
ただし幼児の方は文字が示す様に単純に、幼い子供という意味を持っているので、この年齢幅の子供を表現する際には、より一般的に使用されていたりします。
