「熱帯魚」と「深海魚」の違いとは?分かりやすく解釈

「熱帯魚」と「深海魚」の違いとは?違い

「熱帯魚」「深海魚」はどちらも魚の種類を表す言葉です。

2つの魚はどのような違いで分類されているのでしょうか。

今回は、「熱帯魚」「深海魚」の違いを解説します。

「熱帯魚」とは?

「熱帯魚」とは、「熱帯や亜熱帯に生息する魚類」を指す言葉です。


「熱帯魚」の使い方

熱帯や亜熱帯に属する水温の高い水域に生息する魚類の総称です。

暖かい地域に生息する魚はカラフルなものが多く見られ観賞魚として珍重されています。

生物学的な分類で使われる用語ではなく観賞魚の区分として水を温めて飼育するものを「熱帯魚」と呼んでおり特定の種類や種族を指す言葉ではありません。

熱帯や亜熱帯の水温が高い水域に生息する魚類であれば淡水魚も海水魚も全て「熱帯魚」です。


「深海魚」とは?

「深海魚」とは、「深い海に生息する魚類」を指す言葉です。

「深海魚」の使い方

海の中でも特に深いところを「深海」といいます。

明確な定義はありませんが一般的には水深200 メートルよりも深い海域を指します。

光も届かず強烈な水圧がかかる過酷な環境の深海ですが、そのような深い海にも生物が生息しています。

深海に生息する魚類を指す言葉が「深海魚」です。

過酷な環境に適応するため特異な形に進化を遂げているものが多く、浅い海で生息する魚類とはかけ離れた姿を持つものがたくさん生息しています。

「熱帯魚」と「深海魚」の違い

熱帯や亜熱帯など暖かい水域に生息する魚類が「熱帯魚」、水深200メートルよりも深い海域に生息する魚が「深海魚」というように生息する場所によって区別されます。

「熱帯魚」の例文

・『観賞用に熱帯魚を飼育する』
・『熱帯魚にはカラフルな魚が多い』

「深海魚」の例文

・『相模湾は深海魚の宝庫だ』
・『モンスターのような見た目の深海魚』

まとめ

「熱帯魚」「深海魚」は生息する場所の違いで区別されます。

一般的な雰囲気とは異なる環境で生育しているため見た目や生態もかなり特徴的な魚ですが、はっきりした基準で区別されているので混同しないように注意してください。

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