視聴者に内容を伝えることを目的にしたテレビ番組として「報道番組」と「情報番組」があります。
2つの番組にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「報道番組」と「情報番組」の違いを解説します。
「報道番組」とは?
「報道番組」とは、「ニュースや出来事などを伝えることを目的にしたテレビ番組」を意味する言葉です。
「報道番組」の使い方
事件や事故、政治や経済など社会の関心事を多くの人に告げて知らせる行為を「報道」といいます。
テレビで放送される番組の中でも報道に特化した専門の番組が「報道番組」です。
一般的にはその日起きた出来事など最新のニュースを伝える番組を指しますが、一つの物事について長期間出演しするドキュメンタリー番組なども「報道番組」の一種です。
「情報番組」とは?
「情報番組」とは、「視聴者にさまざまな情報を提供する番組」を意味する言葉です。
「情報番組」の使い方
視聴者に向けて情報を提供する番組の総称で、一般的には生活関連情報を提供する番組を指します。
元は芸能界の情報やゴシップなどを取り上げるワイドショーの別称として誕生した言葉で日々の出来事の中でも特に重要ではないが世間の興味を引く話題を専門に取り扱っていました。
現在は特定のジャンルに特化した情報を扱う番組も増えています。
「報道番組」と「情報番組」の違い
「報道番組」と「情報番組」の違いは「制作」です。
「報道番組」はテレビ局で報道を専門に担当する報道局が制作しているのに対し、「情報番組」はバラエティ部門が制作しています。
「報道番組」の例文
・『報道番組の担当になる』
・『番組で特集が組まれた』
「情報番組」の例文
・『午前中は各局で生の情報番組を放送している』
・『情報番組のキャスターに就任する』
まとめ
「報道番組」と「情報番組」は制作部門の違いで区別されます。
切り口や番組に対する姿勢などの違いもあるので混同しないように気をつけましょう。