この記事では、「同等品」【どうとうひん】と「代替品」【だいがえひん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「同等品」とは?意味
形や大きさなど規格が似たような物を「同等品」【どうとうひん】といいます。
材質や品質など素材もほとんど似ている物を揃えるのは工場ではとても重要であり、なければ仕様書に書かれた規格に基づいた同等の部品を作らなければなりません。
作るときはその部品を作るメーカーを探し、型番も合う同等以上の物であると認定される必要性があります。
「代替品」とは?意味
現在使っている物の在庫がないとき、「代替品」【だいがえひん】を使って修理します。
本来であれば、メーカーに部品があれば、それを取り寄せて車や電化製品を修理するわけです。
しかし、型が古いとすでに部品も製造していない、保管しているものがありません。
そのようなときは「代替品」を使って修理すれば、前回と同じような状態に修理できます。
「同等品」と「代替品」の違い
「同等品」と「代替品」の違いを、分かりやすく解説します。
参考品番が定められた規格や品質が同じか、それ以上の物を「同等品」といいます。
そこに価格が8割で、機能面の仕様書に書かれている事項を満たす物を指すわけです。
もう一方の「代替品」は、使っている物の機能にほぼ同じ機能を持つ類似製品という意味があります。
今使っている部品が壊れてしまったときは、機能や性能がほぼ同じである「代替品」を使えば、また前と同様に製品を動かせるようになるのです。
「同等品」の例文
・『車を修理している間、同等品を貸してもらった』
・『製造した企業は違うが、機能が同等品であるので購入した』
「代替品」の例文
・『型の古い自動車が故障したときは、代替品を使って修理する』
・『製造業では部品がないとき代替品を使って製品を作り出す』
まとめ
修理するときに部品がないと困りますが、「同等品」や「代替品」があれば前回と同じように動かせるようになるわけです。
どのようなものに当てはまるか自分なりに考えて使い分けてみるといいでしょう。
