この記事では、「無塩バター」と「有塩バター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「無塩バター」とは?
無塩バターとは、バターを製造する過程で食塩を加えないものをいいます。
無塩バターというのは昔の呼び名で、現在は食塩不使用バターという呼び名が正式名称です。
バターの原料となる生乳にはごく微量に塩分が含まれているので、「無塩」とするのは適当でないとして食塩不使用バターと呼ぶようになりました。
ただし、現在も家庭などでは無塩バターと呼んでいます。
無塩バターは、お菓子作り等で用いられています。
塩分が入っていないため、あまり日持ちはしません。
「有塩バター」とは?
有塩バターとは製造過程で食塩を加えて作るバターのことをいい、加塩バターと呼ばれることもあります。
大体、1. 5%から2%程度の塩分が含まれています。
有塩バターは塩分が入っているため保存性が良く、日持ちがします。
また、料理などで塩味を付けるのにも向いています。
例えば肉や魚、野菜などをバター焼きにしたり、トーストにバターを塗ったりする際には有バターを使うと塩味がプラスされます。
「無塩バター」と「有塩バター」の違い
バターには2種類あり、製造過程で食塩を加えないのが無塩バターで食塩を加えるのが有塩バターになります。
無塩バターはケーキやパン、焼き菓子などのお菓子作りに使うことが多く、有塩バターは料理に使われることが多いです。
パンやケーキに有塩バターを使うと、塩味がつく以外にも仕上がりに影響が出ることもあります。
塩分には小麦粉の粘りを強める働きがあるため、パンがふっくら膨らまなかったりケーキやクッキーの食感が損なわれてしまったりします。
価格が高いのは無塩バターで、日持ちがするのは有塩バターになります。
まとめ
無塩バターと有塩バターの違いは、バターの製造過程で塩を加えるかどうかにあります。
塩を加えているのが有塩バターで、塩を加えていないのが無塩バターです。