「enough to」と「so that」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「enough to」と「so that」の違いとは?違い

この記事では、「enough to」「so that」の違いを分かりやすく説明していきます。

「enough to」とは?

「〜するのに十分な」という意味で、形容詞や副詞の後ろに置いて、その程度を表します。

例えば、「He is strong enough to lift the box. 」「彼は箱を持ち上げるのに十分なほど強い」という意味です。

この場合、「enough to」の後には動詞の原形がきます。

また、「enough to」の間には「for + 名詞」を入れて、意味上の主語を表すことも可能です。


「so that」とは?

「〜するために」という意味で、目的や結果を表します。

例えば、「He studied hard so that he could pass the exam.」「彼は試験に合格するために一生懸命勉強した」という意味です。

この場合、「so that」の後には節がきます。

節の中には「can」「could」「will」「would」などの助動詞がよく使われます。

また、「so that」の間には形容詞や副詞を入れて、その程度を表すことも可能です。


「enough to」と「so that」の違い

「enough to」「so that」の違いを、分かりやすく解説します。

「enough to」「so that」の違いは、前者は「十分な程度」を表し、後者は「目的や結果」を表すということです。

また、前者は動詞の原形を伴い、後者は節を伴うということです。

このように、両者は意味や用法が異なりますが、場合によっては書き換えることが可能です。

「enough to」の例文

・『She was kind enough to lend me her car.』
・『He is smart enough to solve the problem.』

「so that」の例文

・『Please speak slowly so that I can understand you.』
・『He ran fast, so that he arrived on time.』

まとめ

「enough to」「〜するほど十分な」「〜してくれるほど親切な」などの意味で、形容詞や副詞の後に置いて使います。

その一方で、「so that」「〜するために」「〜するように」「〜する結果」「〜するほど」などの意味で、文や文節をつなげる接続詞として使います。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように理解しましょう。

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