「輝く」と「煌めく」の違いとは?分かりやすく解釈

「輝く」と「煌めく」の違いとは?違い

この記事では、「輝く」「煌めく」の違いを分かりやすく説明していきます。

「輝く」とは?

「輝く」「かがやく」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「まばゆいほど光を放つ様子」という意味です。

2つ目は「生き生きして活力に満ちている様子」という意味です。

2つ目は「名誉や名声を得て華々しい様子」という意味です。


「輝く」の言葉の使い方

「輝く」は動詞として「輝く・輝いた」と使われたり、名詞として「輝きを増す」などと使われます。

「輝」という漢字は、元は「煇」と書き、「軍」「あるものの周囲を丸く取り巻く様子」という意味の漢字です。

「火+軍」「火の周囲を取り巻く光の輪」を表し、ここから「光を放つ」という意味で使われる様になり、次第に「輝」という漢字に変化しました。

基本的に、「しっかりと強い光を放つ様子」に使われる言葉です。


「煌めく」とは?

「煌めく」「きらめく」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「揺れ動きながら明るい光を放つ様子」という意味です。

2つ目は「華やかで人目を引く」という意味です。

「煌めく」の言葉の使い方

「煌めく」は動詞として「煌めく・煌めいた」と使われたり、名詞として「まぶしい煌めき」などと使われます。

「煌」「火+皇」で成り立っていて、「皇」は本来「美しい」「光を放つ」という意味でした。

次第に国を治める絶対的人物を、「神々しく光り輝く存在」として「天皇」「皇帝」として使われる様になったのです。

「煌」「まぶしいばかりに火が燃える様子」を表しています。

また、「きらめく」という読み方の語源は漢字の「綺羅(きら)」で、「美しい絹織物」という意味に由来しているという説もあります。

「輝く」と「煌めく」の違い

「輝く」「しっかりと強い光を放つ様子」です。

「煌めく」「揺れ動きながら明るい光を放つ様子」です。

「輝く」の例文

「輝く」の例文は以下の通りです。

・『作品展で最優秀賞に輝く』
・『試験に合格したと聞いて表情がぱっと輝く』

「煌めく」の例文

「煌めく」の例文は以下の通りです。

・『夜空に一番星が煌めく』
・『彼の才能は煌めいている』

まとめ

今回は「輝く」「煌めく」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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