「義援金」と「活動資金」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「義援金」と「活動資金」の違いとは?違い

「義援金」「活動資金」はそれぞれどのようなお金で何が異なるのでしょうか。

今回は、「義援金」「活動資金」の違いを解説します。

「義援金」とは?

「義援金」とは、「困っている人を助けるために集められたお金」のことです。


「義援金」の使い方

災害被害者など金銭的に困難な状況にある人を助けるため義侠心に基づいて差し出される援助金を指します。

一般的には災害の被害者に当てて直接渡す寄付金を表し、不特定多数からのお見舞金や弔慰金に近い性質です。

特に使途は限定されておらず受け取った人が自由な判断で使えます。


「活動資金」とは?

「活動資金」とは、「活動するための元となるお金」のことです。

「活動資金」の使い方

個人や団体が活動するにはお金が必要です。

ちょっとした手伝いなど規模の小さい活動ならお金がなくてもできますが、活動の規模が大きくなれば交通費や備品費などいろいろお金がかかります。

ある活動を目的に使うお金のことを「活動資金」といいます。

活動のために使うお金の総称でありそれ以外の目的に使うことは認められません。

活動内容によって具体的な資金の使い道や管理方法は異なります。

「義援金」と「活動資金」の違い

被害者に直接渡されるお金が「義援金」で、個人や団体が活動に使うお金が「活動資金」です。

赤十字屋やNPOなどの組織では会費や寄付金、チャリティイベントの収入や機関誌の売り上げなどによって集められたお金のうち支援対象にそのまま渡されるお金を「義援金」といい備品の購入や交通費など組織の活動に使って役立てるお金を「活動資金」と呼んで区別します。

「義援金」の例文

・『義援金を被災者に手渡す』
・『1億円もの義援金が集まった』

「活動資金」の例文

・『活動資金を確保する』
・『寄付金は活動資金として役立てる』

まとめ

「義援金」「活動資金」はお金の用途が異なります。

寄付金がどのように使われるかをチェックするのに重要な言葉なので違いを知っておきましょう。

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