「侍る」と「給う」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「侍る」と「給う」の違いとは?違い

この記事では、「侍る」「給う」の違いを分かりやすく説明していきます。

「侍る」とは?

「侍る」とは誰かのそばに控えるという意味の丁寧語です。

そばに控えている人に対する敬語ではなく、そういった人を控えさせる偉い人や貴人に対する敬語になります。

今で言うボディガードのように護衛するためにそばにいることも、お世話係としてそばにいることも侍るです。

また身分が高い目上の人に対して居るという意味のあらたまった丁寧語として使われることもあります。

この場合は自分がいるという表現にも偉い人が何処其処にいるという表現でも使われる言葉です。


「給う」とは?

「給う」とはなにかを与える、なにかを貰うという意味の敬語です。

受け取る側が偉いという場合の言葉ではなく、立場が上の人が下の人に対してなにかを与える授けるという場合に使われます。

立場が上の人が与えることを指す場合は尊敬語で、自分が上の人から貰うことを指す場合謙譲語です。

与えたり貰うものは金銭や物品のような有形物とは限らず、肩書などの権力や地位的なものや、知恵や知識などという場合もあります。

またそれ以外にも柔らかい口調の命令言葉として使われたり、何かをさせていただくという意味でも使われたりと、広い意味で使われる言葉です。


「侍る」と「給う」の違い

「侍る」「給う」の違いを、分かりやすく解説します。

誰かのそば控えるという意味や居るをあら給った表現として使われるのが「侍る」です。

「給う」は偉い人が有形無形問わずなにかを与えたり、下の立場の人が上の立場の人からなにか貰うというのが主な意味ですが、柔らかい命令口調や何かをさせてもらうなど広い意味で使われます。

まとめ

主な意味はそれぞれ「侍る」が誰かのそばに控える、「給う」が偉い人と目下の人の間での与えるもしくは貰うという意味です。

ですが「侍る」はいるという汎用性の高い言葉のあらたまった表現として使われ、「給う」はしてもらうさせてもらうなど様々な意味を含む言葉として使われるため、古文では共に様々な場面で目にすることになるでしょう。

違い
違い比較辞典