「原動力」と「活力」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「原動力」と「活力」の違いとは?違い

この記事では、「原動力」「活力」の違いを分かりやすく説明していきます。

「原動力」とは?

「原動力」には2つの意味があります。

1つ目は、熱や水力、風力などといった機械に運動を起こさせる力です。

例えば、風力発電の「原動力」は風。

水力発電の「原動力」は水になります。

2つ目は、物事の活動のもとになる力です。

例えば、自分が頑張ることができるのは子どもがいるからだという場合、その子どもが「原動力」になります。

言い換えると「推進力」「エネルギー源」「力の源」「元気の素」「活力の源」などになります。


「活力」とは?

「活力」とは、活発に動く力を生み出す力、元気よく動く力、元気よく働く力などを意味します。

「活力になる」「活力を養う」「活力を取り戻す」などといった形で使用します。

言い換えると「気力」「気迫」「生気」「バイタリティー」「やる気」「モチベーション」などになります。


「原動力」と「活力」の違い

「原動力」「活力」の違いを、分かりやすく解説します。

「原動力」「活力」の大きな違いは何に対し用いられる言葉なのかといった点になります。

「原動力」の場合、人に対してだけでなく機械に対しても使用することができます。

一方、「活力」は人や組織などに対してのみ用いられる言葉になります。

また、「原動力」は物事の活動のもとになる力に対し、「活力」は人や組織が活発に活動するために力を意味します。

このような違いが「原動力」「活力」にはあります。

「原動力」の例文

・『妻と子どもたちは私の大きな原動力です』
・『キャプテンの言葉がチームを優勝へと導く大きな原動力となりました』

「活力」の例文

・『新入社員の顔は活力に溢れています』
・『休日に家族と過ごすことで活力を取り戻しています』

まとめ

「原動力」「活力」の違いは以上のように、人に対してのみ使用可能な言葉なのか。

それとも、人だけでなく機械に対しても使用可能な言葉なのか。

その点に大きな違いがあります。

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