「基礎体温」と「普通の体温」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「基礎体温」と「普通の体温」の違いとは?違い

この記事では、「基礎体温」「普通の体温」の違いを分かりやすく説明していきます。

「基礎体温」とは?

基礎体温とは、生命を維持するのに必要最低限のエネルギーしか消費していない状態の体温のことをいいます。

寝ている間の体温が基礎体温ですが、眠っている時に体温を測定するのは難しいため起床してすぐに安静にしたまま測定します。

基礎体温を測定する際には、普通の体温計ではなく専用の基礎体温計を使用します。

基礎体温計は、舌の裏で測定を行います。

基礎体温は月経周期によって変動するので、基礎体温を測ることで妊娠しやすい時期や体の変化を知ることもできます。


「普通の体温」とは?

人の体温は一定ではなく、変化しているのが普通です。

朝、起床してすぐは体温が低く、夜にかけて少しずつ上がっていきます。

そして夜になると下がり始めます。

また、体を動かしたり暑いところにいた場合なども、体温は上がります。

普通の体温計で測定し、脇の下で測ることが多いです。

耳やおでこで測定する体温計もありますし、最近では非接触の体温計で測定することもあります。


「基礎体温」と「普通の体温」の違い

基礎体温は、起床してすぐに安静な状態で測った体温です。

それ以外の体温は普通の体温で、1日のうちにも変化しています。

普通の体温は体温計で測りますが、基礎体温は専用の基礎体温計で測る必要があります。

普通の体温計は36. 5℃というように小数点第一位まで測ります。

基礎体温計は普通の体温計よりも細かく測定でき、36. 52℃というように小数点第二位まで測ることができます。

基礎体温は月経周期によってわずかに変動するので、女性ホルモンの分泌による体の変化や妊娠しやすい時期を知るために測定します。

普通の体温は、病気などで発熱していないかなどを知る目的で測定することが多いです。

まとめ

普通の体温のうち、起床してすぐに安静にした状態で測った体温が基礎体温です。

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