「冬期」と「冬季」の違いとは?分かりやすく解釈

「冬期」と「冬季」の違いとは?違い

この記事では、「冬期」「冬季」の違いを分かりやすく説明していきます。

「冬期」とは?

「冬期(とうき)」とは、冬の期間のことを言います。

「冬期」「冬」「ふゆ」「立冬から立春までの間」「陽暦で十二月から二月」などの意味があります。

また、「期」「時期」「期間」「周期」などを表しています。


「冬季」とは?

「冬季(とうき)」とは、冬の季節のことを表しています。

「冬季」「冬」は、前述のとおりの意味になります。

さらに「季」は、「兄弟の最年少の者」「終わりの」「時季」「四季の最後の月や期間」などを指しています。


「冬期」と「冬季」の違い

「冬期」「冬季」の違いを、分かりやすく解説します。

「冬期」とは、冬の期間のことを意味しています。

一方、「冬季」は冬の季節のことを言います。

「冬期」「冬季」はどちらも冬を表しています。

しかし、「冬期」は間や時間のことを指しているのに対し、「冬季」は季節、シーズンを意味しているので、この点に違いがあります。

「冬期」の例文

・『この山道は冬期になると、通行止めになります』
・『私は冬期限定など、季節限定のお菓子をつい買ってしまいます』
・『この路線は冬期運休になります』
・『この店は冬期を除いて営業しています』

「冬季」の例文

・『今年の冬は四年に一度の冬季オリンピックが開催されます』
・『私は冬季スポーツの中でも、スキーが一番好きです』
・『日本での夏鳥は、冬季は南の地域で越冬します』
・『北の地域からやってくる冬鳥は、冬季は日本で過ごします』

まとめ

「冬期」は漢字の意味で見てみると、「冬の期間」のような意味合いになります。

また、「冬季」は漢字の意味でみると、「冬の時季」と言うような意味合いになります。

「冬期」と関連した意味を持つ言葉としては、「ウィンター」「冬」「真冬」「冬場」、あるいは「三冬(さんとう)」などが挙げられます。

そして、「冬季」と関連した言葉では、「ウィンターシーズン」「冬至」「冬節」「冬ざれ」、または「歳寒(さいかん)」などがあります。

それぞれの言葉の意味や違いを知り、適切に使っていきたいものです。

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