この記事では、「帰納法」と「演繹法」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「帰納法」とは?
色々な事例を取り入れて人へ伝える方法を「帰納法」【きのうほう】といいます。
この方法を用いれば、多くの人が知る一般論を見出せるようになるのです。
人に説明するときは様々な事例を取り上げた方がより説得力があるように、納得させる効力が発揮できます。
例えば、南米だけではなく、中南東、アフリカにいたるまで広範囲に気温が高くなっていると現実を伝えればいかに温暖化が進んでいるか伝わるわけです。
このように、具体的に例を挙げればいかに世界各地で気温が上昇し、深刻な現実になっているかが分かります。
「演繹法」とは?
あえて先に決められた規則に従って物事を実践し、どのようになるか具体的に取り上げることを「演繹法」【えんえきほう】といいます。
複数の大前提を取り上げてから小さな前提に移行し、最終的には論理を積み上げていき最終的にまとまった結論に辿り着くわけです。
すでに人々が知る一般論を正当化して、そこから具体的にどう結論づけていくかを考える思考法になります。
例えば、乳製品にはカルシウムがあるとなれば牛乳には優れた栄養価が含まれていると分かり、結果、牛から搾取したミルクには骨を強くする成分が多いと一般論に辿りつくのです。
「帰納法」と「演繹法」の違い
「帰納法」と「演繹法」の違いを、分かりやすく解説します。
一つだけではなく、複数の例を取り上げればいかに現実の問題が深刻であるか多くの人に考えさせられる方法が「帰納法」になります。
具体的な例を画像や動画で見せればより各地で環境破壊が進んでいるか、物価が高騰したか伝えられるのです。
もう一方の「演繹法」は一般論に結びつけるため正論を取り上げて、何がどのように良いか、優れているか取り上げます。
このことで物の価値を人々に分かりやすく伝えられ、製品を買ってもらう意欲に結びつけるわけです。
まとめ
人へ説明するとき、どのような方法を取り入れると効果が出るか具体的な実績を伝えて、参加者の心を掴みます。
自分なりにどのような場面でどの方法を取り入ればいいか使いこなしてみましょう。