この記事では、「破局」【はきょく】と「離婚」【りこん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「破局」とは?意味
付き合っていた恋人同士の関係が壊れる状況を「破局」【はきょく】といいます。
関係性が破綻するといった意味があり、すっかり二人の気持ちが冷めてしまった状態を指すわけです。
もう顔も見たくないと考えた二人は別れを選び、付き合う行為を辞めてしまう状態を指します。
しかし、なかには片方が相手に対して未練を持ったまま別れてしまう場合もあり、「破局の痛手」を引きずるでしょう。
「離婚」とは?意味
夫婦になった男女が別れるため離れた行為を「離婚」【りこん】といいます。
離れる原因としては、性格が合わなかったり、賭け事で借金を作ったため生活ができない、浮気したことで一緒にいられないといった理由があるわけです。
愛し合った者同士が別れを選ぶのですから、かなり深刻な理由があったことが分かります。
家庭裁判所で「離婚」が成立すれば片方が家を出るか、家を売り払うこともあるでしょう。
「破局」と「離婚」の違い
「破局」と「離婚」の違いを、分かりやすく解説します。
愛し合って付き合っていた二人が別れることを「破局」するといいます。
一つに繋がっていた関係が真ん中で破いて離れる状態を表すわけです。
もう一方の「離婚」は、夫婦として結婚した者同士が深刻な理由によって別れを選ぶ行為が「離婚」です。
役所に提出した結婚届けの有効性を無効にするためには離婚届を出して、受理される必要性があります。
「破局」の例文
・『破局の痛手を負った人は、前向きな行動ができなくなる』
・『愛し合っていた二人が破局したことに周囲は驚いた』
「離婚」の例文
・『暴力に耐え抜いた母が定年退職した父とあっけなく離婚した』
・『結婚してわずか半年で離婚した』
まとめ
どちらも愛し合う者同士が別れる行為を指す言葉ですが、恋人同士か結婚した夫婦が別れるかを意味すると覚えておくといいでしょう。
