「レッドアゲート」と「カーネリアン」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「レッドアゲート」と「カーネリアン」の違いとは?違い

この記事では、「レッドアゲート」「カーネリアン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「レッドアゲート」とは?

レッドアゲートとは、赤瑪瑙のことをいいます。

瑪瑙は微細な石英などの結晶が集まってできた玉髄という鉱物の一種で、縞模様があるものです。

二酸化ケイ素(シリカ)を主成分としています。

瑪瑙の英語名が「agate(アゲート)」になります。

イタリアのシチリア島にあるアカーテ川で産出されたいたことが名前の由来とされます。

アゲート自体は世界中で産出されていますが、赤い色をしたレッドアゲートの産出量はあまり多くありません。

染色加工をしたものも流通しています。


「カーネリアン」とは?

カーネリアンも玉髄の一種で、縞模様がなく赤い色やオレンジ色をしているものをいいます。

紅玉髄と呼ばれることもあります。

英語の「carnelian」をそのまま日本語読みした言葉で、ラテン語の「carnis」が語源です。

「carnis」には「肉」という意味があります。

カーネリアンはパワーストーンとして人気が高く、古代エジプトの時代からお守りとして用いられていました。


「レッドアゲート」と「カーネリアン」の違い

石英などの鉱物が集まってできたものが玉髄です。

玉髄のうち縞模様があるものがアゲートで、その中で赤い色をしているものがレッドアゲートになります。

縞模様がない玉髄はカルセドニーと呼ばれることもあり、その中で赤い色やオレンジ色をしているものがカーネリアンです。

レッドアゲートとカーネリアンの違いは、縞模様の有無ということになります。

アゲートは日本語だと瑪瑙になりますが、日本では縞模様のないカルセドニーも瑪瑙と呼ぶことがあります。

そのため区別が曖昧で、同じものとして扱われることもあるようです。

まとめ

2つの石の違いは、縞模様の有無にあります。

縞模様があるのがレッドアゲートで、縞模様がないのがカーネリアンです。

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