この記事では、「バク」と「アリクイ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バク」とは?
「バク」はバク科の動物でウマやサイに近い種類になります。
主に中南米の森林や草原地帯に生息しており草食性の生き物となります。
草木をはじめ、果実や木の実、若枝などを食べています。
一般的な「バク」の体長は2メートルほど。
体重は200キロほどになります。
性格は基本的に穏やかでマイペースなところもあり、夜行性の生き物となります。
また、泳ぎが得意な点も特徴です。
現在、生息する「バク」の種類は全部で4種類。
「マレーバク」「ベアードバク(チュウベイバク)」「ヤマバク」「アメリカバク(ブラジルバク)」になります。
そして、「バク」は絶滅危惧種に認定されており、ワシントン条約により保護の対象となっています。
「アリクイ」とは?
「アリクイ」は哺乳網有毛目アリクイ亜目に属しています。
アルマジロやナマケモノに近い動物となり主に中南米の森林や草原地帯に生息しています。
肉食性となる「アリクイ」は名前の通りアリやシロアリを食べます。
野生の「アリクイ」の場合、1日に約3万匹ものアリを食べています。
大型の「オオアリクイ」で体長約1メートルから1. 2メートル。
体重は約20キロから40キロ。
小型の「ヒメアリクイ」で体長は約0. 2メートル。
体重は約0. 5キロになります。
「バク」と「アリクイ」の違い
「バク」と「アリクイ」の違いを、分かりやすく解説します。
見た目が似ている「バク」と「アリクイ」ですが、以上のことからわかるように全く異なった生き物となります。
「バク」はバク科に属する草食動物。
「アリクイ」は哺乳網有毛目アリクイ亜目に属する肉食動物です。
また、大きさにも違いがあり、「バク」の方が「アリクイ」に比べ大きいといった特徴があります。
生息地域においては、どちらも、中南米の森林や草原地帯に生息するといった共通点があります。
まとめ
以上のように、見た目がよく似ている2つの動物でも様々な違いがあることがわかります。