この記事では、「片手鍋」と「ミルクパン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「片手鍋」とは?
棒状の長い柄が片側にだけついている鍋のことです。
柄は片側にだけしかついていないので、片手で持つかたちになります。
鍋の直径はさまざまで、14cmほどのものから20cmほどのものまであります。
作る料理の量にあわせて鍋の直径を選ぶと、効率的に料理ができ、また扱いやすいです。
素材は、ステンレス・アルミ・ホーローなどです。
使用している素材によって熱伝導率や扱いやすさが異なります。
ステンレスはサビにくく、お手入れが簡単です。
アルミは軽いことと、熱伝導率が高いことが特徴です。
ホーローは酸やアルカリに強く、ニオイ移りがしにくいため、煮物やジャムつくりなどに適しています。
「ミルクパン」とは?
主に牛乳を温めるために使用をする鍋のことです。
一度に大量に牛乳を飲むことは少ないので、鍋はこぶりであることが一般的です。
直径は14cmほどから20cmほどのものまであります。
牛乳をカップに移しやすいように、注ぎ口がついているものもあります。
柄は長い棒状のものが片側にだけついています。
素材は、ステンレス・ホーロー・銅などが使用されています。
牛乳を温める以外の用途にも使用でき、煮物・汁物・離乳食を作る際に活用できます。
「片手鍋」と「ミルクパン」の違い
「片手鍋」と「ミルクパン」の違いを、分かりやすく解説します。
長い棒状の柄が片側にだけついている鍋という点が似ています。
後者の場合は、主に牛乳を温めるために使用をするもので、注ぎ口がついているものが多いことが特徴です。
また、後者はこぶりな傾向があります。
前者は料理を作るために使うことを想定した形になっており、注ぎ口がないことが一般的です。
まとめ
使用する主な目的が異なり、一方は注ぎ口がついていることが多いです。
柄が片側にだけついている点は似ています。