スキンケアに欠かせないのが「保湿液」と「化粧水」です。
どちらもスキンケアの基本とされるアイテムですがそれぞれどんな効果があるのでしょうか。
今回は、「保湿液」と「化粧水」の違いを解説します。
「保湿液」とは?
「保湿液」とは、「肌の水分を保護する液体」です。
「保湿液」の使い方
含まれている水分が失われないよう保護することを「保湿」といいます。
「保湿液」は保湿のために使う液体のことで、肌表面に使用することで含まれている水分の蒸発を防ぎ乾燥肌を防止します。
肌のうるおいをキープする効果を持つ肌のメンテナンス用品です。
「化粧水」とは?
「化粧水」とは、「肌に水分を補給する化粧品」です。
「化粧水」の使い方
肌のうるおいは基本的に飲んだり食べたりして体に取り入れた水分を利用し身体の基本機能で調整されますが、空気が乾燥していると調整が追いつかず肌がカサカサに乾いてしまいます。
乾いた肌に外部から水分を供給するのに使う化粧品が「化粧水」です。
肌に塗ること水分が浸透し不足気味だったうるおいが回復してみずみずしい健康な状態を取り戻します。
一般的な化粧水には水分以外に栄養成分や美容成分も含まれているので美肌効果も期待できます。
「保湿液」と「化粧水」の違い
「保湿液」と「化粧水」の違いは「効果」です。
肌の水分が失われないよう保護効果を発揮するのが「保湿液」で、肌に水分を供給する効果を持つのが「化粧水」です。
カサカサの状態で「保湿液」を使っても保護すべき水分がないので効果は期待できません。
カサカサの肌にはまず「化粧水」で不足していた水分を補給してから「保湿液」でカバーするのが正しい使い方です。
「保湿液」の例文
・『乾燥肌なので保湿液を使っている』
・『乾燥しがちな冬場だけ保湿液を使っている』
「化粧水」の例文
・『化粧水を肌に叩き込む』
・『この化粧水はヘチマから作られている』
まとめ
「保湿液」と「化粧水」はどちらもスキンケアに使うアイテムですが、肌への効果が異なります。
それぞれどんな効果があり何のためのものなのかを正しく理解して使いましょう。