この記事では、「油を売る」と「道草を食う」の違いを分かりやすく説明していきます。
「油を売る」とは?
「油を売る」は「あぶらをうる」と読みます。
「油を売る」は、「仕事の途中で怠ける」という意味があります。
仕事をしなければならないような場面で、無駄話をしてしまい、時間を浪費してしまうようなとき、「油を売る」という言葉を使うことになります。
「道草を食う」とは?
「道草を食う」は「みちくさをくう」と読みます。
「道草を食う」は、「途中で他のことにかかずらって時間を費やすこと」という意味があります。
この言葉は、何かしている途中で、他のことが気になり、無駄な時間を過ごしてしまうような場面で使うことがあります。
目的地に行く途中で、他のことをしている人などを見た時に、使う言葉になります。
「油を売る」と「道草を食う」の違い
「油を売る」と「道草を食う」の違いを、分かりやすく解説します。
「油を売る」は、「仕事の途中で怠ける」という意味があります。
一方の「道草を食う」は、「途中で他のことにかかずらって時間を費やすこと」という意味があります。
似た意味がある言葉ですが、「油を売る」は「仕事の途中で怠ける」という意味があるのに対して、「道草を食う」は、「目的地に行く途中で他のことをする」という意味の違いがあります。
「油を売る」の例文
・『締め切り間に友達に電話をかけて油を売った』
・『同僚と恋バナをして、油を売ってしまった』
「道草を食う」の例文
・『母に頼まれた用事の途中で、道草を食って叱られる』
・『あの子は、どこで道草を食っているのかしら』
まとめ
「油を売る」と「道草を食う」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、大切な場面で怠けてしまうという共通点があります。
しかし、「油を売る」は「仕事中に無駄話をする」シチュエーションで使う言葉なのに対して、「道草を食う」は「目的地に行く途中で他のことをする」シチュエーションで使う言葉という大きな意味の違いがあることが分かりました。
2つの言葉の違いを知ることで、きちんと使い分けることができそうです。