「卒業証書」と「卒業証明書」はどちらも卒業に関係するものですがそれぞれどのようなものなのでしょうか。
今回は、「卒業証書」と「卒業証明書」の違いを解説します。
「卒業証書」とは?
「卒業証書」とは、「学校を卒業する際に授与される証書」です。
「卒業証書」の使い方
学校で必要な課程を全て学び終え次の段階へ進むため離れることを「卒業」といいます。
卒業したことを記念し授与される卒業を証明する書類を「卒業証書」といいます。
学校側が発行する正式な書類ですが記念品としての意味合いが強く形式も飾りやすい賞状のような形です。
「卒業証明書」とは?
「卒業証明書」とは、「学校を正式に卒業したことを表明する書類」です。
「卒業証明書」の使い方
進学や就職に際しては学校を正式に卒業したことを証明する必要があります。
まだ卒業前の在学中は「卒業見込み証明書」など卒業できる見込みがあると証明する書類を使いますが、すでに卒業している場合は卒業した事実を証明する書類が発行されます。
卒業した事実を証明するため学校側から発行される書類が「卒業証明書」です。
学校によって多少形式に違いはあるものの一般的な書類と同じような大きさ、形式で作成されます。
「卒業証書」と「卒業証明書」の違い
「卒業証書」と「卒業証明書」の違いは「目的」と「形式」です。
「卒業証書」は学校が生徒に対し全課程を修了し卒業することを認める証書です。
記念品としての意味合いが強く一般的には賞状のような形式で発行されます。
「卒業証明書」は就職や進学で使用する卒業を証明するための書類です。
第三者に対し卒業の事実を証明するためのもので一般的な書類と同じような形式で作られます。
「卒業証書」の例文
・『卒業証書を受け取る』
・『卒業証書を丸めて筒に入れる』
「卒業証明書」の例文
・『卒業証明書を発行してもらう』
・『会社に卒業証明書を提出する』
まとめ
「卒業証書」と「卒業証明書」は同じ卒業に関係する書類でも目的が異なります。
発行の手順も違うのでそれぞれどんな書類なのか正しく理解しておきましょう。
