この記事では、「情緒不安定」と「ヤンデレ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「情緒不安定」とは?
「情緒不安定」は「ちょうちょふあんてい」と読みます。
意味は、「感情の起伏が著しく激しく、すぐにイライラしたり、涙が出るなど変化すること」です。
人は感情を持っているものですが、人前では理性で抑えています。
「情緒不安定」の人は、感情の変化が激しく、しかも自分でコントロールができないことから、すぐに表情や言動に現れてしまいます。
そのことから人間関係が悪化するなど、仕事やプライベートに良くない影響が出ることもあるのです。
「情緒不安定」の言葉の使い方
「情緒不安定」は、人の精神状態を表す言葉として使われます。
「情緒+不+安定」で成り立っている語で、「情緒」は「ものごとに触れて起こるさまざまの繊細な感情」という意味、「不」は「〜がない」「〜しない」という打消しの意味の接頭辞、「安定」は「ものごとが落ち着いていて、激しい変動のないこと」という意味、「情緒不安定」で、「ものごとに触れて生じるさまざまの繊細な感情が、落ち着かず変動が激しいこと」になります。
「ヤンデレ」とは?
「ヤンデレ」は「好きな人への気持ちが強くなりすぎて、愛情表現が暴走して止められない様子」です。
好きな人のことしか考えられくなり、相手のことを何でも知りたい、何でもいいから相手の役に立ちたいなど、妄想的な感情を抱いてしまうことを表します。
嫉妬や中々気づいてもらえない苛立ちから、相手に対して攻撃的になることもあるのです。
「ヤンデレ」の言葉の使い方
「ヤンデレ」は、人の精神状態を表す若者言葉として使われます。
「病んでる+デレデレする」が組み合わさって省略された語で、ネットスラングとして広まりました。
「病んでる」は「病的なほど」という意味、「デレデレ」は「好きな相手に甘える態度」を表す語、「ヤンデレ」で「病的なほど相手に依存する態度を取ること」になります。
「情緒不安定」と「ヤンデレ」の違い
「情緒不安定」は「ものごとに触れて生じるさまざまの繊細な感情が、落ち着かず変動が激しいこと」です。
「ヤンデレ」は「病的なほど相手に依存する態度を取ること」です。
まとめ
今回は「情緒不安定」と「ヤンデレ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。