世界的な人気を誇る偉大な父を越える事はできるのか?
この記事では、「NARUTO(ナルト)」と「BORUTO(ボルト)」の違いを分かりやすく説明していきます。
「NARUTO」とは?
『週刊少年ジャンプ』1999年43号から2014年50号までに渡り700話が連載された岸本斉史氏による漫画です。
日本での人気は『ONE PIECE』に劣るもの海外では『ドラゴンボール』『聖闘士星矢』『キャプテン翼』と並ぶ人気の高いジャンプ作品だと言っていいでしょう。
その人気は忍者物の冒険活劇な点が大きいと言えます。
またナルトが劇中で食べるチャーシュー麺は海外におけるラーメン人気の発端となり、ナルトが食べたラーメンを求めて来日するファンも多く存在。
木の葉の里で爪弾き者かつ落ちこぼれの「うずまきナルト」とエリートながら兄が一族を惨殺した孤独感に苛まれる「うちはサスケ」2人の物語となり、念願成就してナルトが新火影になりサスケと和解して幕を閉じました。
「BORUTO」とは?
『週刊少年ジャンプ』2016年23号から2019年28号まで月1連載。
以降月刊誌『Vジャンプ』に移籍、現在も連載中の作品。
冒頭でいきなり荒廃した木の葉の里が描かれると前作の主人公「うずまきナルト」が死んだかの様な台詞がある衝撃の展開から始まりました。
また原作は同じ岸本氏ながらも作画は同氏のアシスタントを長らく務めた池本幹雄氏が担当。
また絵のタッチがかなり劇画調であり、「NARUTO」外伝に登場した後日譚のキャラクターとは大きく見た目が違うのも特徴と言っていいでしょう。
その反面アニメに関しては完全に「NARUTO」の後継作としてタッチやデザインが共通しているため、物語に入りやすいと言えます。
現在でも物語は80話程度しか描かれていません。
そのためアニメはより独自路線を歩んでいると言えるでしょう。
「NARUTO」と「BORUTO」の違い
「NARUTO」と「BORUTO」の違いを、分かりやすく解説します。
「NARUTO」は岸本斉史氏が原作、作画担当。
「BORUTO」は「NARUTO」完結後に描かれた外伝の後を描いた後日譚。
世界観は共通していますが、作画を岸本氏のアシスタントを長らく務めた池本幹雄氏が独自のタッチで描いた作品になります。
主人公は前者がうずまきナルトとうちはサスケを中心にした物語となるのに対して後者はその子供世代うずまきボルトとうちはサラダの物語になりました。
まとめ
『NARUTO』は2000年代の『週刊少年ジャンプ』復権の礎となった作品だと言っていいでしょう。
世界的な人気は『ONE PIECE』『鬼滅の刃』を遥かに凌駕します。
『BORUTO』は『NARUTO外伝』を経て改めて連載開始されたナルトの子供世代の物語。
絵のタッチに加え、冒頭でナルトが死んだとミスリードさせる展開に加え、前作終盤からの強さのインフレ、連載頻度の少なさも手伝って爆発的な人気を獲得するには至らないのが現状だと言えるでしょう。