たとえば、標準では メモリ8GB、ストレージ128GBで販売されているPCの、メモリを16GB、ストレージを1TBに増やした構成にすることを「カスタマイズ」ということがあります。
それでは、この「カスタマイズ」とはどういう意味でしょうか。
また、「パーソナライズ」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「カスタマイズ」と「パーソナライズ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カスタマイズ」とは?
「カスタマイズ」とは、英語の「customize」という単語をカタカナで表記した物で、一般的には「標準構成」にたいする変更を加えることを示す言葉です。
「パーソナライズ」とは?
「パーソナライズ」とは、英語の「 personalize」という単語をカタカナで表記した物で、一般的には「その個人に合わせて変更する」ということを示す言葉です。
「カスタマイズ」と「パーソナライズ」の違い
「カスタマイズ」と「パーソナライズ」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、何かの標準の状態から変更することを呼ぶ言葉であることは同じですが、変更するやりかたが若干違います。
前述のように、「カスタマイズ」は単なる「標準からの変更」であるのに対して、「パーソナライズ」は、「その人に合わせて変更する」というニュアンスを含むことになります。
わかりやすい例で言えば、タブレットを購入する時に単にメモリなどの構成を標準と変えることは「カスタマイズ」であり、Amazonなどがサービスとしてやっているように、そのタブレットの設定にあらかじめ個人のIDを入れ込んで届けてくれることは「パーソナライズ」ということになります。
まとめ
この記事では、「カスタマイズ」と「パーソナライズ」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、多くの場面において、ほとんど違いを意識しないで使用されているのが現実ですが、実際には言葉としての違いはあるため、特に「パーソナライズ」という表現を使う場合には適切なのかを検証する必要があります。