この記事では、「脂汗」と「冷や汗」の違いを分かりやすく説明していきます。
「脂汗」とは?
じっとりとにじみでる汗をいいます。
特に緊張をしているときや、苦しい状況のときにでる汗です。
電車に乗っているときに激しい腹痛が襲ってきたとします。
おなかの調子が悪くてトイレに行きたいです。
しかし、次の駅に到着するにはもう少し時間がかかります。
激しい腹痛を我慢するのはつらく、また漏れてしまうのではないかという不安があり、精神的にもつらいです。
こういった状態のときに、じっとりと汗をかいてくることがあります。
このときにでる汗を「脂汗」といいます。
脂には、じっとりべたつく特徴があります。
この言葉が意味する汗も、じっとりべたついています。
爽やかな汗ではありません。
「冷や汗」とは?
恥ずかしかったり、恐ろしかったりしてでる汗のことです。
脳貧血を起こしたり、低血糖状態になったときにも、この汗がでてきます。
このときには、血の気が引くような感じがするときがあります。
コンビニで買い物をしたときのことで説明をします。
コンビニに行って、飲み物とお菓子を買うことにしました。
商品を持ってレジに行きます。
お金を払うときになって財布を取り出そうとすると、いつも財布を入れているポケットに入っていません。
落としてしまったのだろうかと恐ろしくなり、汗がでてきました。
しかし、よく探してみると別のポケットに入っていました。
このときにでる汗をいいます。
「脂汗」と「冷や汗」の違い
「脂汗」と「冷や汗」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は特に緊張しているときや苦しいときにでる汗をいいます。
じっとりしていることが特徴です。
後者は恥ずかしかったり、恐ろしかったりしてでる汗をいいます。
低血糖状態などでもでてきます。
血の気が引くような感じがするときがあります。
まとめ
汗という点では同じなのですが、どのような状況ででてくるのかに違いがあります。