「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」の違いとは?分かりやすく解釈

「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」の違いとは?違い

食事療法や一般知識で知っておきたい豆知識?

この記事では、「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「糖質ゼロ」とは?

「糖質ゼロ」はショ糖、多糖類、人工甘味料、人工アルコールなど全ての糖類が入っていないものと考えていいでしょう。

すなわち砂糖であろうとオリゴ糖やキシリトールなど全てが含まれません。

代表的な清涼飲料水としては「無糖コーヒー」「無糖紅茶」などを挙げる事ができると言えるでしょう。

しかし厳密には食事表示基準法により100mlにつき0. 5gまでの糖質が含まれても「糖質ゼロ」表示は許されます。


「糖類ゼロ」とは?

いわゆる代替甘味料が使われているのが糖類ゼロの商品群だと言っていいでしょう。

世界的な飲み物である『コカ・コーラ』社のゼロ飲料「コカ・コーラZERO」はラベルボトルに糖類ゼロと刻まれていますが「糖質ゼロ」ではありません。

1980年代に「ダイエットコカ・コーラ」が登場した時に人工甘味料について話題になりましたが、本商品にもスクラロース、アセスルファムKが含まれています。

いわゆる「糖類ゼロ」を歌った清涼飲料水はこの仕組みだと言っていいでしょう。


「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」の違い

「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」の違いを、分かりやすく解説します。

「糖質ゼロ」は厳密にいえばペットボトル500mlにつき2. 5g未満の糖質が含まれていても構わない事になります。

しかし基本的には無糖ブラックコーヒーや無糖紅茶、無糖炭酸水など甘味を一切感じられないものが大半だと言えるでしょう。

その理由としては糖質の種類がなんであれ成分に入れる量が制限されているからです。

「糖類ゼロ」の場合は代替甘味料が使われている事がほとんどだと言えるでしょう。

その理由は砂糖やショ糖、オリゴ糖等々の糖類はゼロであり、キシリトールやスクラロースで甘さをつけているからです。

基本的に砂糖の○○倍〜と言った強烈な甘味を感じられる人工甘味料がはいっており、その弊害についてはしばしばゼロカロリー飲料の問題として取り上げられています。

まとめ

「糖質ゼロ」は基本的に砂糖、ショ糖、オリゴ糖はもとより代替甘味料である人工甘味料も含みません。

例外として飲料・食品共々100ml・100gにつき0. 5g未満であれば「糖質ゼロ」としてカウントされます。

「糖類ゼロ」表記のものは砂糖、オリゴ糖等々糖類は一切含んでいません。

「糖質ゼロ」同様に0. 5g未満であれば入っていても表記は許されますが、基本的には人工甘味料は砂糖の○○倍と強烈な甘味を持っていますので糖類が入っている事はまずないと言えるでしょう。

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