この記事では、「単項式」と「多項式」の違いを分かりやすく説明していきます。
「単項式」とは?
「単項式」は「たんこうしき」と読みます。
意味は「数学の計算式で、足し算・引き算の記号を含まず、文字と数字との掛け算で表されたもの」です。
「+」「ー」は入らず、「2x」「2xy」など「x(積)」のことです。
「単項式」の言葉の使い方
「単項式」は数学用語として使われます。
「単」は「ただひとつ」「それだけで一つと数えられるまとまり」「複雑でない」という意味、「項」は「うなじ」「小分けした一つ一つ」「数式を組み立てる要素」という意味、「式」は「一定のやり方」「記号・数字を連ねて事物の関係などを表したもの」という意味、「単項式」で「数学で、それだけで一つとなる要素で組み立てられた数字の関係を表す決まりごと」になります。
「多項式」とは?
「多項式」は「たこうしき」と読みます。
意味は「数学の計算式で、2つ以上の文字と数字との掛け算で表された数字を、足し算または引き算でつないだもの」です。
上記で紹介した「単項式」が複数あり、「+」または「ー」でつないだ数式のことです。
「多項式」の言葉の使い方
「多項式」は数学用語として使われます。
「多」は「おお(い)」とも読み「数や量がたくさんあること」という意味、「項」は「数式を組み立てる要素」という意味、「式」は「記号・数字を連ねて事物の関係などを表したもの」という意味、「多項式」で「数学で、複数の要素がつなぎ合わされて組み立てられた数字の関係を表す決まりごと」になります。
「単項式」と「多項式」の違い
「単項式」は「足し算・引き算の記号を含まず、文字と数字との掛け算で表された数式」です。
「多項式」は「2つ以上の文字と数字との掛け算で表された数字を、足し算または引き算でつないだ数式」です。
まとめ
今回は「単項式」と「多項式」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。