この記事では、エクセルなどの「行」と「列」の違いを分かりやすく説明していきます。
「行」とは?
IT関連において「行」とは横に向かって連なる並びです。
IT関連以外では一直線に並んでいるものが横に向かっていても縦に向かっていても「行」と言いますが、エクセルなどのIT関連の表においては横に向かう並びを指して「行」と呼ばれます。
「行」という文字の右側にあるニの部分が横に向かう棒だからという覚え方や、「行」の読みの頭文字の平仮名やカタカナのぎやギの書き出しが横に向かう棒だから「行」は横の並びという覚え方が一般的です。
「列」とは?
IT関連において「列」とは縦に向かって連なる並びです。
「列」という言葉はIT関連以外では一直線に並んでいるものやその直線を指すことに使われる言葉の代表的なものですが、縦列も横列も「列」と呼ぶと意味の混同が起きるので「行」と「列」で使い分けるようになっています。
「行」と同じく「列」も漢字の右側にある棒の向きや、読みの頭文字の書き出しと意味を関連付けて覚えることが一般的です。
「列」の右にあるりっとうは縦向きですし、れとレの一画目は縦の棒なので「列」は縦の並びと関連付けられます。
「行」と「列」の違い
「行」と「列」の違いを、分かりやすく解説します。
横に向かって連なっている並びが「行」で縦に向かって連なっている並びが「列」です。
右側に2本の棒がどの方向に伸びているかが「行」と「列」の意味と関連付けられ、「行」は横に伸びているから横の並びで「列」は縦に伸びているから縦の並びというのが一般的な覚え方になっています。
まとめ
「行」と「列」は元々の言葉の意味がどちらも同じな日本語だけに、表の縦横どっちがどっちだかわからなくなる人は非常に多いものです。
漢字の右側の並んだ棒やひらがなカタカナの一画目などと関連付けて、「行」は横方向で「列」は縦方向とおぼえましょう。