「始める」と「開始する」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「始める」と「開始する」の違いとは?違い

この記事では、「始める」「開始する」の違いを分かりやすく説明していきます。

「始める」とは?

この言葉には4つの意味があります。

1つめは、物事をしていない状態からしている状態にするです。

たとえば、勉強をしていない状態から、勉強をする状態になることが、これにあてはまります。

2つめは、新しく起こす、新しくつくるです。

この意味では「店を始める」のような使い方をします。

3つめは、普段のくせを出すです。

「また言い訳を始める」のような使い方をします。

この例の場合だと、この人は普段から言い訳をしていることになります。

4つめは、その動作が行われだすことです。

「花が咲き始める」のような使い方をします。


「開始する」とは?

物事を行っていない状態から行う状態にするという意味です。

あるサービスがあるとします。

このサービスは、10月1日から行われます。

それ以前は行われていない状態です。

行われていない状態から、10月1日には行われる状態になります。

これを「サービスを開始する」といいます。

あるイベントは、参加をするために申し込みが必要です。

この申し込みは5月20日から行われます。

それ以前には申し込みの受け付けはしていません。

申し込みを受け付けていない状態から申し込みを受け付ける状態になるこのことを、「申し込みを開始する」といいます。


「始める」と「開始する」の違い

「始める」「開始する」の違いを、分かりやすく解説します。

前者には、物事をしていない状態からしている状態にする、新しく起こす、普段のくせを出す、その動作が行われ出すという意味があります。

後者にも、物事をしていない状態からしている状態にするという意味があります。

新しく起こすという意味では「店を始める」という使い方はしますが、「店を開始する」とはあまりいいません。

普段のくせを出すという意味は後者にはありません。

まとめ

物事をしていない状態からしている状態にするという意味が同じです。

それ以外の部分に違いがあります。

違い
違い比較辞典