「座右の銘」と「名言」の違いとは?分かりやすく解釈

「座右の銘」と「名言」の違いとは?違い

この記事では、「座右の銘」「名言」の違いを分かりやすく説明していきます。

「座右の銘」とは?

「座右」は、「座る」+「右側」の組み合わせから「座っている場所の右側」という意味となり、「傍ら、身近」というニュアンスの言葉となります。

「銘」は、金属や石器に刻んだ文字や文章という意味の文字です。

このことから、「座右の銘」とは、「心に刻み込んでおきたい言葉や文章」という意味の言葉です。


「名言」とは?

「名言」とは、「人生のためになるありがたい言葉」という意味です。

「名言」は、「名のある」+「言葉」というニュアンスとも受け取れ、名のある人物や有名な作品などから引用された言葉を指しています。

心に響く数々の名言は、人生の教訓としても愛されています。


「座右の銘」と「名言」の違い

「座右の銘」は、自分の心に刻んで大切にしている言葉です。

「名言」は、名のある人や作品から引用された言葉です。

つまり、「座右の銘」「自分が選んだ言葉」「名言」「誰かが選んだ言葉」と言えます。

「座右の銘」には「今の自分が目指すところ、人生のテーマ」といったニュアンスがあり、「名言」には「生き方に迷い悩んだ時のヒント、希望、光」というニュアンスがあります。

気に入った「名言」「座右の銘」にしている人も多く、受け取り方や感じ方、また、その人の生き方によって、「名言」にもなり「座右の銘」になることが分かります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「座右の銘」「名言」は、「自分のために選んだ言葉」「誰かの言葉を誰かが選んだ」という違いがあることが分かりました。

「座右の銘」は、その時の生き方や心境、心情によって言葉を選び直すことが出来ます。

「名言」は、一度名言として引用されると、永久的に「名言」として語り継がれるわけです。

みなさんの心の中にも、大切にしている言葉がきっとあるはずです。

人生に悩み苦しい時に、その言葉に励まされ、また前を向いて歩いていけるのでしょう。

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