バンドでの真ん中の奥で、音楽の要となるリズムを刻むのがドラムの役目ですが、そのドラムセットにはたくさんのパーツがあります。
その中でも頻繁に使われるのが「ハイアット」と「ライド・シンバル」です。
それでは、この「ライド・シンバル」とはどういう意味でしょうか。
また、「クラッシュ・シンバル」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ライド・シンバル」と「クラッシュ・シンバル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ライド・シンバル」とは?
「ライド・シンバル」とは、バンド形式の打楽器として使われる一般的なリズム楽器のドラムセットに含まれるシンバルの種類の一つで、「ライド」という名前から分かるように、ビートを刻んでリズムの「ノリ」を作り出すものです。
「クラッシュ・シンバル」とは?
「クラッシュ・シンバル」とは、同様にドラムセットに含まれるシンバルの一つで、「クラッシュ」という名前の通り何かが衝突したような鋭い音を出して、一般的にはリズムのアクセントとして使われるものです。
「ライド・シンバル」と「クラッシュ・シンバル」の違い
「ライド・シンバル」と「クラッシュ・シンバル」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、通常のドラムセットに含まれるシンバルの種類であり形状も似ていますが、根本的な違いがあります。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、一番大きくて重いのが「ライド・シンバル」で、少し小さくて若干軽いのが「クラッシュ・シンバル」であるということになります。
この違いは使用方法にも明確に表れており、通常「ライド・シンバル」は「ハイハット」と共に、基本のビートを刻むのに使用され、「クラッシュ・シンバル」は、リズムのブロックの切れ目や変化点のここぞという場所で鳴らされます。
擬音で説明すると「ライド・シンバル」は「シャンシャンシャン」、「クラッシュ・シンバル」は「シャーーン」という感じでしょうか。
まとめ
この記事では、「ライド・シンバル」と「クラッシュ・シンバル」の違いを、解説してきました。
ドラムセットには必ず複数のシンバルが含まれますが、太鼓とは違う金属の鋭い音がするのでリズムのアクセントとして非常に重要なのです。