音楽の速さを表す言葉には「BPM」や「テンポ」があります。
この記事では、「BPM」と「テンポ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「BPM」とは?
「BPM」とは“Beats Per Minute”を略した言葉であり、一分間の拍数を表す時に使います。
「BPM」が60の場合には1秒に1拍の速さとなり、120の場合は1秒に2拍の速さとなります。
「BPM」が速いほど音楽のリズムや「テンポ」、グルーヴ感が高くなるのが特徴です。
一般的なポップスは大体「BPM」が120前後のものが多く、ダンスミュージックやロックの場合はさらに速いものも存在します。
「BPM」は音楽の速さを表す以外にも医療における心拍数を表す時にも使います。
「テンポ」とは?
「テンポ」とは音楽における拍の速さを示す言葉です。
「テンポ」は西洋音楽から生まれた概念であり、現代では音楽以外にも会話の速さや作業の速度などにも使われています。
「テンポ」を計る装置にはメトロノームがあり、こちらは振り子を調整することで様々な「テンポ」を刻んで伝えることが可能です。
「BPM」と「テンポ」の違い
「BPM」や「テンポ」は音楽の拍の速さを表す言葉であり、音楽を作る際には必須の概念となっています。
「BPM」は音楽や医療における心拍数を表す時に使いますが、「テンポ」は音楽以外にも会話や作業の速さを表す時にも使うことが可能です。
「BPM」の例文
・『BPMが低めのローファイ音楽を聴いています』
・『ハードコアはBPMが200を超えるものもあります』
「テンポ」の例文
・『テンポよく喋ったおかげで、会話が弾みました』
・『心地よいテンポの曲だったので、リラックスしました』
まとめ
「BPM」や「テンポ」は音楽の速さを表す言葉であり、この拍の速さは西洋音楽の概念から生まれました。
現代では電子機器の発展によりBPMが非常に高い音楽も作ることが可能になりました。